帝国党大会会場文書センター(Dokumentationszentrum Reichsparteitagsgelände)

1923~38年にナチ党が党大会を開催していた場所。

ポイント

ヒトラー率いる国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が政権を掌握していった歴史の記録が展示されている。展示をすべて見るのであれば4時間程度の滞在が必要。入場料は5ユーロと安いが、展示の量と質はとても充実している。ナチ党の党大会の会場に隣接した文書センターだけあって、ナチ党やヒトラーがいかにして政権を掌握していったかが克明に記録されている。展示はパネルとショートフィルムで構成されており、個別に配布されるオーディオで説明を聞きながら館内を回ることとなる。唯一の欠点は、パネルの解説はすべてドイツ語のみとなっていること。また、日本語のオーディオはない。英語、スペイン語、フランス語を理解できないと楽しむことは難しい。それを除けば、ナチス体制下のドイツを知るための資料館としてはこれ以上の場所はないだろう。

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