厚岸蒸留所で蒸留開始

生まれ故郷の北海道は、道央、道東、道南に分けられます。道外の方にはあまりピンとこない話かもしれませんが、私のような道東出身の人間にとって、札幌や函館の話は別の地域の話に聞こえるわけです。

道東は同じ北海道にあって、北海道民というよりは、道東民としてのアイデンティティがあります。

そんな地元の道東に厚岸という町があります。十勝帯広から釧路へ行く途中にある小さな町です。厚岸は水産資源の豊かな町で名産の牡蠣だけでなく、釣竿を出せば氷下魚(コマイ)など様々な魚を釣ることができます。

小さな町、厚岸にスコッチウイスキーの蒸留所ができ、今年蒸留を開始したそうです。

湿原にある泥炭を使って、アイラモルトのようなスモーキーなフレーバーを出すことを目指しているようです。私の大好きなフレーバーです。

初出荷は2019年。地元道東初のウイスキー。今から待ち遠しいです。