ジュネーブ近郊のフランスの街へ車で出かけることがある。ミネラルウォーターで有名な街エビアン。そして、フランス第二の都市で食の街リヨン。この2都市へ出かけたわけだが、ハラハラすることに気が付いた。ジュネーブを出るとすぐに高速道路を走ることとなる。しかし、街灯が全くない。夜になると真っ暗闇を自動車のライトを頼りに走行することとなる。
余談だが、開発途上国で仕事をする場合は郊外へ出ると街灯がないため、夜間走行は禁止されることが多い。それと同じ環境が、フランスにあることは驚き以外の何物でもない。さらに恐ろしいことに、高速道路の制限速度は130キロ。真っ暗闇で視界の悪い中、130キロで流れる車列。その中にいるとなかなかスリルがあるものだ。
それにしても、なぜ、フランスの高速道路には街灯がないのだろう。