ワジェンキ公園から南へ歩いていくと、多くのストリートアートに出会うことができる。高架下の一角がキャンバスになっていて、目を疑うほど「落書き」からはかけ離れている。街が委託したのかどうかはわからないが、見事な作品の数々だ。
率直に言うと、私はストリートアートが美しいと思ったことは一度もない。ヨーロッパや北米を歩いていて、とにかく「汚く」見えるのが、街中に施された「落書き」だ。これをアートと呼ぶ人の気が知れない。そう思っていた。
しかし、ワルシャワのストリートアートは、本当に芸術的なものも多い。そういう視点で街歩きをしてみても面白いかもしれない。