英雄記念塔(Monumen Tugu Pahlawan)

独立戦争の英雄を称える記念塔と博物館。

ポイント

1時間程度で回りきれる小さな博物館が併設されている。旧日本軍の撤退、独立戦争が始まるきっかけとなった1945年11月のスラバヤの戦い、スラバヤの人々が上陸してきたイギリス軍を撃退するところまでが記録されている。全体的な描写としては、インドネシアの愛国心を高揚させるための描写が多く、客観性は低い。例えば日本の降伏直後の1945年8月17日にインドネシアが独立宣言をしたことは書かれているが、独立宣言の草案作成及び独立宣言を支援した旧日本軍の将官についての描写はない。また、旧日本軍が郷土防衛義勇軍(PETA)を創設・訓練し、独立戦争を戦い、現在の国軍となった変遷なども解説されていない。あくまで、インドネシア人が独立戦争で列強からの侵略に打ち勝ったことに焦点を絞った構成になっており、愛国心を高める目的で作られた博物館と考えた方が良い。管内の解説は英文とインドネシア語の併記。

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