ポイント
2000年に外国人観光客へ公開されたミャンマー最大の仏塔群。仏塔2,478塔が眼前に広がる。ため息が出るほどの荘厳な情景に言葉が出ない。カックー遺跡の後方は崖となっており、少数民族パオ族とシャン族の境界線。少し前までは民族紛争の絶えなかった地域にあって、これほどまでにたくさんの美しい仏塔群が保存されているのは信仰の証だろう。民族は異なっても、古代から続くミャンマーの人々の敬虔な仏教信仰を身をもって体感できる場所だ。タウンジーやニャウンシェからタクシーで到着すると、丁度お昼時となる。レストランが併設されているので、パオ料理を堪能したい。
アクセス
カックーへ行くには、タウンジー観光オフィス(Pao National Organization Office)でパオ族のガイドを雇う必要がある。観光オフィスでガイド料(USD5)、入域料(USD3)を支払う。ガイド1名につき5人までは同額。カックーへ行くのであれば、ニャウンシェやタウンジーでタクシーを借り上げているはず。タクシーのドライバーもここに立ち寄って入域手続きをする必要があることを知っているので心配ない。ドライバー自らここへ連れてきてくれるだろう。カックー行きの手配はゲストハウスの受付に相談すると良い。