華僑が経営する老舗カフェレストラン。
漢字で書かれた看板。年季の入った木製の椅子とテーブル。籠に囲われた電球の柔らかな光。中国からの移民がこしらえた異空間に落ち着きを感じる。メニューは一転してインドネシア料理が中心で、ヒジャブでおめかしした家族連れが目立つ。店名を入れた自慢のお粥(Boeboer Ajam Oey)は、マレー系の香辛料の効いたカレースープと中華系のお粥がインドネシアで出会ってできた珍しい一品。コーヒーもおいしく、インドネシア名物沈殿式(Tubruk)で淹れられた濃いロブスタ・コーヒーが食後に合う。