ドゥリ駅の外に発展した市場。
鉄道沿線の道路を占拠して自然にできあがった市場のようで、近隣住民が食材を買いに訪れる。あたり一帯は、1899年に完成した駅とともに発展してきた地区。港にも近く、地面に広げた鮮魚を自慢げに売る女性が、こちらへ向けて笑顔を投げかける。母親に抱かれたパジャマ姿の子供は退屈そうだ。市場の端には鉄道に出るための小道があり、地元民は踏切のない鉄道を徒歩で行き来する。