ポイント
近隣には新しく作られた富裕層向けの住宅街がある。その先に残された古き良き時代のジャカルタの風景。100メートルほどの一本道が市場になっていて、庶民の暮らしが残っている。入り口には地元の重鎮が遠くを眺めながら佇んでいて、行き交う人々に手を振って挨拶をしている。高級住宅街にポツンと現れるトタン屋根の市場で、塀で目隠しをされた通りにある。近隣の住宅街と雰囲気の全く異なる庶民生活が広がっている。新鮮な野菜を買い求める早起きの地元民は、ジャムウを売り歩く女性から景気づけの一杯を買う。袋小路となっている通りの終わりには鶏の屠畜場があり、トタン屋根の下で魚や肉が売られている。