ポイント

コンクリート打ちっぱなしの小屋には、3つの丸テーブルと止まり木が2席あるのみで、無口な職人気質の店主がコーヒーを淹れる音だけが響く。止まり木の椅子とベニヤ板を横に倒したような簡素な作りのテーブルは、通りに面した窓際にひとりで何かに没頭できる空間を作る。ペーパードリップ（V60）とエスプレッソベースのコーヒーを提供していて、コーヒーへのこだわりを感じる。ドリップコーヒーは200mlのフラスコで提供され、少し大きめのショットグラスはフラスコの口で温められている。そして、程よく飴で包まれた温かいドーナツ。1つ食べ終わり、気付いたときにはレジに並んでもう1つ注文しているだろう。

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