ポイント
人通りの少ない道路沿いにあり、雑居ビルも使われているのかわからないほど静まり返っている。知らなければ、まず見つけることが不可能な立地だ。人気のない雑居ビルの壁のない階段を登り、不安に包まれながら4階までエレベーターで上がる。扉が開くと日本では見かけなくなった「ラーメン」と書かれた真っ赤な簾に、赤色のカウンターテーブルと丸椅子。豚骨魚介系の二郎系ラーメンとして日本人駐在員の間では隠れた老舗店と言われているとかいないとか。インドネシア人向けに豚骨を使わないラーメン屋が多い中、にんにくの効いた豚骨スープと喉ごしのよい縮れ麺が素晴らしい。昔ながらの日本のラーメンに似ていて癖になる。ジャカルタで日本の昔を今に伝える貴重なラーメン屋だ。