ヤンゴン
- ダウンタウン(旧市街地):イギリス統治下で設計された古い建物が連なる一帯がある。美しい西洋建築と風情漂う街並み。インド人街や中華街も同居しており、歴史の真ん中に立っているかのような錯覚を覚えるだろう。ランチとカフェを挟み、丸一日歩き回ればヤンゴンを満喫した気分になる。写真映えする街並みが多いこともあり、忘れることのできない旅の一ページとなるはずだ。
- ヤンゴン環状線(Yangon Circular Railway): ヤンゴン市内を囲む全長45.9kmの環状線。イギリス統治下で1877年に運行を開始して以来、庶民の生活の一部となっている。中央駅から出発して3時間の旅を楽しむことができる。大都会ヤンゴンの喧騒から抜けると、そこはまるで別世界。線路脇で暮らす人々の生活や列車に乗り降りする商人を横目に、ミャンマーを肌で感じたい。おすすめは人の往来が多い午前中。
バガン
- 仏塔巡り:バガンには仏塔が3,000以上現存する。昔ながらの移動手段として、馬車が観光客用に街のいたるところで待ち構えている。馬車から眺める風景はかけがえのない思い出となるのでお勧めしたい。ただ、日中は気温が上昇するため、丸一日馬車を借り切って旅をするのは体力的に厳しい。暑い時間帯は電動自転車(E-BIKE)を借りて、風を切って仏塔巡りするのが爽快だ。
- 日の出と夕焼け: バガンの仏塔の上から眺める日の出と夕焼けはまさに絶景。これを逃すと必ず後悔することになるだろう。ただ、日の出や夕焼けの名所はどこも観光客が多い。人込みを避けたい場合は、馬車の御者に穴場を聞いてみると良い。地元の人しか知らない秘密の場所へ連れて行ってくれることもある。