地図で見ると小さいミャンマーだが、実は街から街がとても離れている。国内移動を旅程に入れる際は、主要都市をつなぐ高速バスや航空便を考えたい。また、旅程がタイトな場合はお勧めしないが、列車の旅も風情があっておすすめ。観光客向けのボートに揺られながら、イラワジ川を移動するのも面白い。
乗り物
- 飛行機 – 予算に余裕があれば航空便の利用が最も便利。主要都市を結ぶ国内便が全国各地へ飛んでいる。
- 鉄道 – ミャンマーの旅で一番のおすすめは鉄道。移動手段としては遅く、信頼できないが、植民地時代から100年以上の歴史を持つ庶民の足。絶景に出会うこともできる。
- バス – 都市間をつなぐ高速バスが昼夜走っている。各都市にチケット売り場があるので、ホテルで確認するのが良い。車窓の景色は鉄道ほど良くないが、安く信頼できて便利。
- タクシー – ヤンゴンではタクシーが主な移動手段となる。マンダレーや他の都市ではピックアップトラックやバイクタクシーが主流。
- ボート – 水運に恵まれたミャンマー。イラワジ川を航行する観光客向けの客船から庶民が利用する渡し船まで、ボートを利用すれば色々な楽しみ方ができる。
- 自転車 – バガンなど観光地のゲストハウスでは自転車やE-BIKE(電動自転車)を貸しているところも多い。ゆっくり市内観光するにはとても便利。
- 馬車 – 一部の地方都市では馬車が庶民の足として使われているところもある。バガンでは観光客向けが主流。
現地ツアー
観光地では現地のガイドが街を案内してくれることもある。バガンでは馬車。カローではトレッキング会社。馬車やタクシーのドライバーがガイドを兼ねている場合は個別に値段交渉する必要がある。ガイドを頼む前に、ホテルで相場やおすすめのガイド・ツアー会社を紹介してもらうのが良いだろう。