旧ビルマ総督府(The Ministers’ Office)

19世紀後半に建てられたミャンマーを代表する歴史的建造物。

ポイント

イギリス領ビルマの植民地行政機関として1889年に建造が開始されたビルマ総督府。荘厳な赤レンガ造りの巨大な建物は、植民地時代の名残をそのまま現代に伝える遺産と言ってよいだろう。また、ここはイギリスから独立後の1947年にアウンサン将軍が暗殺された場所でもある。その後、2005年のネピドー遷都まで行政機関が占有していたが、現在は完全に空き家となっている。管理が全くされておらず、吹き曝しとなっている。ただ、ヤンゴン市の文化遺産に登録されており、保存計画が立てられつつあるようだ。また、隣接する区画には、もう一つの歴史的建造物であるプレスビルディングもあるのであわせて見学したい。

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