ダウンタウン(旧市街地)
イギリス統治下で設計された古い建物が連なる一帯がある。美しい西洋建築と風情漂う街並み。インド人街や中華街も同居しており、歴史の真ん中に立っているかのような錯覚を覚えるだろう。ランチとカフェを挟み、丸一日歩き回ればヤンゴンを満喫した気分になる。写真映えする街並みが多いこともあり、忘れることのできない旅の一ページとなるはずだ。
- 中華街・インド人街:南西部に位置する中華街・インド人街。徒歩で散策していると、すれ違う人々の顔つきや服装が変わってくるのが面白い。路上の物売りもインド人街は機械部品が多く、中華街は貴金属店が多い。異なる文化が通り一本挟んだところに同居しているのは興味深い。
- 旧庁舎:イギリス統治下で設計された古い建物が連なる一帯がある。美しい西洋建築と風情漂う街並み。2006年にネピドーへ遷都されて以来、空っぽになった庁舎が点在する一角。廃墟のようでどこか風情がある街並みにうっとりする。
- スーレー・パゴダ:ダウンタウンのシンボル的存在。スーレー・パゴダは歩道橋の上からのショットがガイドブックなどにしばしば登場する。
ヤンゴン環状線(Yangon Circular Railway)
ヤンゴン環状線はヤンゴン市内を囲む全長45.9kmの環状線。イギリス統治下で1877年に運行を開始して以来、庶民の生活の一部となっている。中央駅から出発して3時間の旅を楽しむことができる。大都会ヤンゴンの喧騒から抜けると、そこはまるで別世界。線路脇で暮らす人々の生活や列車に乗り降りする商人を横目に、ミャンマーを肌で感じたい。おすすめは人の往来が多い午前中。
シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)
ヤンゴンの街のシンボル。黄金に輝くパゴダは、もはやヤンゴンだけでなくミャンマーの顔となっている。雨の日も風の日も、ヤンゴンの人々はシュエダゴン・パゴダを訪れ、お参りをして帰っていく。信仰の中心がここにあり、ヤンゴンの歴史もここに眠っている。